森町長選、告示まで1週間
【森】競売入札妨害(談合)罪で逮捕、起訴された前町長、湊美喜夫被告(79)の辞職に伴う出直し町長選が14日、告示される。告示まで1週間に迫り、立候補を表明している元副町長の阿部真次氏(66)、会社経営佐藤克男氏(58)、元町議松田兼宗氏(52)集渊讐蚕隋△い困譴眇型ヘ修粒匿惘弔任六抻・容世頬杼・靴討い襦E衂爾錬隠稿セ蚤・ヘ・爾気譴襦」
他に出馬の動きはなく、同町長選は3氏による三つどもえの構図となる公算が強い。1971年から10期37年務めた現職町長の逮捕、辞職を受け、町民の「新しいまちづくり」への期待は大きい。同町で3人以上の候補者による町長選は1983年以来25年ぶりとなる。
収入役や助役などを歴任し、長年にわたる行政経験をアピールする阿部氏は、知名度や組織力を生かして町内各地区で浸透を図る。「はつらつとした活力あるまちづくりをめざして」を掲げ、国保病院の早期健全化や子どもを中心とした教育施策、長年の検討課題だった砂原地区簡易水道など生活環境整備を訴える。
佐藤氏は立候補表明後、横浜市から同町に移住した。会社経営のノウハウやこれまでの経験、人脈を生かして、古里・森町の魅力を全国に発信する「森町のセールスマン」となることを約束し、町内各地を駈け回っている。「森町には宝物がたくさんある」とし、農業や漁業といった地域産業を生かした町活性化を強調する。
前回(2005年)、前々回(03年)の町長選で湊被告との一騎打ちを繰り広げた松田氏は、当時から一貫して「ガラス張りの役場、公平公正な行政」を訴えている。町議を辞職後、いち早く町内各地を巡るなど若さや行動力をアピールし、町民に信頼され、誇りを持てる町政、町民参加型のまちづくりなど町政刷新を掲げ、支持を求める。
有権者数(9月2日現在)は男性7244人、女性8306人の計1万5550人。選挙戦を前に、町選管は5日からポスター掲示板を町内83カ所に設置、14日以降に各町民に発送される投票入場券の手配も終えた。
8日午後6時半からは3氏が参加する森青年会議所(阿部剛士理事長)主催の町長選立候補予定者による公開討論会が町公民館で行われる。NPO法人リンカーンフォーラム北海道の山下浩代表理事がコーディネーターを務め、各候補予定者の主張を聞く。
提供 - 函館新聞社
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