収入 前年比17%増…道内07年分 政治資金収支報告書

 道選挙管理委員会は26日付の道広報で、道内政治団体の2007年分の政治資金収支報告書を公表した。前年繰り越し分を除く政党、政治団体の収入額は110億217万円で前年比17・4%増。昨年は4月に統一地方選、同7月に参院選と大型選挙が集中したことに加え、衆院選に向けて資金集めが活発化したことが収入額を押し上げた要因と見られる。昨年4月に初当選した西尾正範函館市長の後援会「子ども達の笑顔と未来の会」の収入額は946万円だった。

 報告書を提出した道内の政党、政治団体は3792団体で、前年より25団体減少。前年繰り越し分を含めた収入総額は147億4696万円で、支出総額は117億1862万円。収入額のうち、政党は59億1122万円で前年比26・8%増、その他の政治団体は50億9094万円で同8・1%増だった。

 主要な政党別で見ると、自民党が前年比31・0%増の23億1772万円で最も多くなり、前年トップの共産党と入れ替わった。共産党は19億4717万円で同3・4%減。民主党は9億1840万円で同37・6%増。公明党は6億6715万円で同287・1%増。社民党は6039万円で同92・7%増。

 渡島・檜山管内の政党収入では、共産党函館地区委員会が5979万円でトップ。同党渡島檜山地区委員会が4507万円、公明党函館支部が3823万円と続く。民主党は北海道第8区総支部が2657万円、衆院道ブロック比例区第1総支部が1029万円。自民党は道8区支部が1613万円、函館市第5支部が1069万円、松前支部が1012万円と3支部が1000万円を超えた。

 渡島・檜山管内のその他の政治団体では、衆院選道8区に出馬を表明している民主党現職、逢坂誠二氏の後援会が1160万円、無所属新人の佐藤健治氏の連合後援会が1600万円。今季限りで引退を表明している民主党の金田誠一氏の資金管理団体「誠心政経フォーラム」は900万円。前函館市長の井上博司氏の後援会「21世紀の函館を創る会」は499万円だった。

update 2008/9/26 12:03
提供 - 函館新聞社


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