競輪選手とバンク走行 競輪場で交通安全学ぶ…サイクルミーティング

 秋の全国交通安全運動(21日―30日)に合わせて、現役の競輪選手とともに、子どもたちや高齢者が正しい自転車の乗り方を学ぶ「2008サイクルミーティングinはこだて」(日本競輪選手会北海道支部など主催)が23日、函館市金堀町の市営函館競輪場で開かれた。選手とともにバンクを自転車で走行したり、函館地区トラック協会(柏葉孔会長)による自転車とトラックの巻き込み事故の再現など、約200人の子どもたちや市民らが交通安全への意識を高めた。

 イベントは同選手会道支部(俵信之支部長)が、函館中央署や函館西署に働き掛けて初めて企画。開会式には西尾正範函館市長や谷口茂樹函館中央署長、清水博明函館西署長らが出席し、函館港中3年の谷内俊太君が交通安全宣言を行った。

 当初は、バンクで自転車の正しい乗り方を学ぶ予定だったが、あいにくの天候で一部内容を変更。屋内で交通安全啓発のDVDを観賞した後、バンクで選手とともに自転車で走行。バンクの傾斜やプロの走行速度に参加者は歓声を上げていた。

 俵支部長は「事故死の多い道内で、以前から実施したかった企画。今後、自転車に乗れない子どもたちへの乗り方教室などの企画を考え、来年以降も継続していきたい」と話していた。

update 2008/9/24 11:08
提供 - 函館新聞社


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