福島でソバ刈り
【福島】福島町千軒地区のソバ畑で22日、収穫作業が始まり、茶色に実ったソバの実をコンバインで次々に刈り取った。収穫量は平年並みの約4―5トンを見込んでおり、関係者は「ことしも豊作」と喜び、これから始まる乾燥作業の準備に追われている。
3カ所ある計約4・5ヘクタールの畑は、特産で古里を盛り上げる町千軒地区の農家などでつくる「千軒そば生産会」(佐藤孝男会長)が管理。今年は7月13日に種まきを行い、草刈りなどの手入れをしてきた。例年、8―9月にかけて台風や集中豪雨に見舞われてきたが、今年は天候に恵まれ順調に育った。8月31日には畑で松前神楽を奏上し、豊作を祈る「千軒そばの花鑑賞会」も行われた。
畑近くの旧千軒小中学校体育館で乾燥作業を行い、10月下旬ごろには国道228号沿いのそば店「千軒そば」(同会経営)で、新そばとしてメニューに登場する予定。佐藤会長(62)は「天気が良かったので、今年のソバは最高の出来だと思う。間もなく紅葉も始まる。おいしいそばと美しい景色を味わいに福島に来てほしい」と話している。
update 2008/9/23 13:10
提供 - 函館新聞社
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