秋の全国交通安全運動スタート

 「秋の全国交通安全運動」が21日、スタートした。30日までの10日間の日程で、高齢者や夕暮れ時の歩行者の事故防止、後部座席を含むシートベルトの着用などを重点に、道南各地でも啓発活動や取り締まりが強化される。道警函館方面本部や渡島支庁などは同日、五稜郭公園で住民総決起大会を開き、街頭パレードを行うなどして交通安全を呼び掛けた。

 大会には地元自治体や関係団体などから約300人が参加。主催者を代表して浅利元宏渡島副支庁長が「交通事故の犠牲者を1人でも少なくするには一人一人の意識向上が不可欠。官民一体となって事故防止に取り組もう」と訴えた。

 続いて函館西地区安全運転管理者協会の瀬川潔会長が「それぞれの立場で交通ルールとマナーを守り、安心で安全な車社会の実現を目指します」と決意表明。最後に函館大川中吹奏楽部の演奏の下、参加者は白バイを先頭に本町交差点までの約1キロをパレードした。

 今年に入り、道警函本管内(渡島・桧山と後志管内の一部)では20日現在、交通事故死者が14人と昨年同期より11人減少している。サミット開催に伴う警備強化や、ガソリン高による車の乗り控えが要因とみられるが、大江宜信本部長は「一昨年は9月以降に15人が交通事故で亡くなるなど油断をすると事故は増える。秋の行楽シーズンや輸送繁忙期に向けて気を引き締めたい」と話していた。

update 2008/9/22 12:19
提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです