高橋知事が出席検討…江差追分全国大会

 【江差】19日に開幕する第46回江差追分全国大会(江差追分会など主催)に、高橋はるみ知事が出席を検討していることが16日までに分かった。大会への知事の出席は極めて異例。来年4月実施予定の支庁制度改革に向けて、桧山支庁の統廃合に根強く反発する江差町など地方との対話姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 出席が実現すれば、高橋知事の江差入りは「地域づくり推進会議」(道主催)が開かれた昨年5月以来となる。

 関係者によると、高橋知事は、開会中の第3回定例道議会が週末の20、21日は休会となるため、21日にも江差入りする方向で調整しているという。知事サイドはこれまでも再三、高橋知事の江差入りなどを打診してきたが、支庁再編の強行に抗議する濱谷一治江差町長は一貫して拒否。同じ支庁廃止地域の根室市と日高管内浦河町でも、直接訪問が実現する見通しは立っていない。

 江差追分会会長の江差町長が大会長を務める全国大会では、知事が名誉大会長を務めるが、桧山支庁長らの代理出席が恒例。江差町の関係者は「対話再開の環境にはない」として、大会期間中に支庁問題をめぐる直接対話は困難との見通しを示している。

update 2008/9/17 13:16
提供 - 函館新聞社


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