新幹線をに関心持って 副読本や絵画展…函館市が小学生への啓発事業

 北海道新幹線新函館―新青森の2015年度開業に向け、函館市は小学生を対象に新幹線や科学に対する理解を深める取り組みを進めている。新函館開業のころ、現在の高学年は進学などで新幹線を利用する機会が多くなることを見通しての啓発事業だ。

 今春には新幹線副読本を作製し、市内の小学5年生に配布した。道教大付属小学校では副読本を使った出前授業も行い、担当職員が道新幹線の概要や、二酸化炭素排出量が少なく環境にやさしい乗り物であることなどを説明した。市新幹線対策室は「要望があれば随時、出前授業をして、理解や関心を深めてもらいたい」と話す。

 同小を対象に絵画作品展を開催。市内各小学校に夏休み中の課題として、子供たちに新幹線に関する絵画や工作の協力を求め、13日からは市中央図書館で作品展が始まった。

 また、道教大函館校の協力を得て「子ども実験教室〜新幹線のしくみを学ぼう」も、8月23日から9月20日までの毎週土曜日に開いている。大学院生や松浦俊彦准教授が理科実験を通して新幹線の仕組みを教えている。

 同室は「新幹線と言っても言葉だけで具体的なイメージが浮かんでこない。さまざまな取り組みを通して子供のころから新幹線や科学について理解や関心を深める取り組みを続けたい」と話している。

update 2008/9/14 15:20
提供 - 函館新聞社


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