海洋都市構想推進費に役立てて 函館市に100万円寄付…特産食品工業協同組合50周年記念式典
函館特産食品工業協同組合(石尾清広理事長)の創立50周年式典が12日、ホテル函館ロイヤル(函館市大森町16)で開かれた。式典の中で、同組合から函館国際水産・海洋都市構想推進費として函館市に100万円が寄付された。寄付金を受け取った西尾正範函館市長は「組合員の皆さまからの貴重なご寄付を、事業推進のために大切に活用していきたい」と感謝を表した。
同組合は1958年に発足し、地元で水揚げされるイカなどの豊富な海産物を利用した珍味加工製品の開発に取り組み、多種多様な製品を全国に発信。現在は58社の水産加工企業が所属している。
式典では石尾理事長から西尾市長に寄付金が贈呈され、西尾市長からは石尾理事長に感謝状が渡された。西尾市長は「函館にとって珍味加工は観光と並ぶ一大基幹産業。今後も函館ブランドの強化に向けて、市と一緒に取り組んでいこう」と祝辞を贈った。
石尾理事長は「大先輩の努力と多くの企業の協力によってここまで支えられてきた。50年後、100年後に向けて、今後も函館の産業がさらに発展するように新たな挑戦に積極的に取り組んでいきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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