森町議会で阿部副町長/入札選考委・議事録偽造「町民の判断仰ぐ」
【森】森町発注の町消防防災センターの建設工事をめぐる官製談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕、起訴された湊美喜夫被告(79)の町長辞職後初の定例会が11日、開かれた。町が入札の指名選考委を開かず、議事録を偽造するなどしていたことについて、阿部真次副町長は「行政的責任を感じる」としながらも、「過去の慣行。自身の名誉と潔白を示すため、来るべき選挙で町民の判断を待つ」と公の場で町長選出馬の意思を示した。
黒田勝幸氏が一般質問で、同選考委員長を務める阿部副町長の責任をただした。
阿部副町長は議事録の偽造などについて「湊前町長の指示でも、私の指示でもない」と否定。黒田氏が「選考委自体が形骸(けいがい)化している。町長選出馬の意向を示しているが、責任をはっきりさせては」としたのに対し、阿部副町長は「自身も名誉潔白を示すため、言葉や説明で納得してもらえるか町民の判断を待つばかり。(出馬は)町民の判断を仰ぐための決断」と述べた。
update 2008/9/12 11:00
提供 - 函館新聞社
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