障害者雇用考える講演会とシンポ
【北斗】道南地区障がい者就労支援連絡協議会と障害者就労支援ネットワーク構築事業共催の講演会・シンポジウムが9日、北斗市総合文化センターかなでーるで開かれ、障害者を雇用する地元企業幹部や福祉施設の就労支援担当者が取り組みを紹介した。
障害者雇用への理解、啓発を目的に地域住民や企業を対象に毎年実施し、障害者を支援する福祉関係者ら60人が参加した。
シンポジウムでは、七飯町の日乃出食品の丸井昭雄専務、函館市内で「パチンコ富士」を経営する鳥海の恩田泰久副社長、就労支援に取り組むワークス一条就労等支援室長の佐藤浩樹さん、社会福祉法人かいせい就労支援員の鶴田宏樹さんが登壇した。
丸井さんは「障害があっても健常者より優れた面はたくさんある。就労支援する施設や学校は障害者ができることをもっと情報発信してほしい」と強調。一方、支援側の視点として、佐藤さんは就労支援の現状などに触れ、「訓練が就労につながるようにしていきたい。そのためにも支援者が企業に働き掛けることが大切」と述べた。
このほか、北海道中小企業家同友会函館支部の伊藤浩事務局長が同会の「2008全道障害者雇用実態アンケート調査」から学んだことについて講演し、同連絡協の尾形永造会長と対談した。
提供 - 函館新聞社
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