道南食材使い独自商品…サンクス地産地消企画第2弾 9日から全道販売

 大手コンビニエンスストアのサークルKサンクス(東京)は9日から、道南産食材を使った商品企画「HOKKAIDO MOT PROJECT(北海道もっとプロジェクト) 渡島企画」を道内全205店舗で一斉展開する。渡島支庁と連携し、管内の食材に特化した弁当や総菜、デザートなどの独自商品を販売。地産地消をテーマに道南の「食」の魅力をコンビニの販売網を通じて全道各地にPRする。

 同社が7月から開始した地産地消企画の第2弾で、今回は魚介類や野菜など農水産資源が豊富で、全道的にブランドイメージが高い函館・道南の食材を抜てき。支庁単位の商品群の企画・販売は初めての試みで、道が進める愛食運動にも連動して地域活性化を促進する狙いだ。

 森町内の2農場限定で飼育されたSPF豚を使い、パッケージに生産者の顔写真を添えた「豚生姜(しょうが)焼き弁当」(540円)のほか、函館産のマイカ(スルメイカ)を使用した「手巻きおにぎり いか照焼」(135円)や、函館酪農公社(函館市中野町)の函館3・8牛乳を使った「ミルクプリン」(180円)など独自商品8種類を随時発売する。

 市販品も主原料に道産食材を使った10品を「MOT認定商品」として販売。都市エリア産学官連携促進事業(函館エリア)成果品のブランド向上に向け、函館の特産昆布「ガゴメ」を使用したカレーパン、キャラメルなど4品目も新たに取り扱う。店頭の販促物には函館の観光資源をアピールするため夜景の写真なども掲載する。

 同社第一地域商品部北海道地区の北崎潤二バイヤーは「第1弾の函館牛乳を使ったパンも通常の商品より3倍以上も売れるほど好評を博した。今回も道民や道南の地域の方々になじみ深い食材を通じて、商品や店舗を身近に感じてもらえれば」と話している。今回の企画商品はいずれも10月13日までの期間限定販売だが、売れ行きが好調な商品については継続して取り扱う予定もあるという。

update 2008/9/5 10:36
提供 - 函館新聞社


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