市内最大361室に…ホテルパコ函館地鎮祭

 ホテルパコを全道展開するカネトモ(札幌市、松井鴻光社長)は3日、函館市大森町25の「ホテルパコ函館」を増改築する新館工事の地鎮祭を行い、大規模工事の安全を祈願した。目玉となる天然温泉を掘削するほか、ホテルの客室数が市内最大の361室に増える見込みで、市内のホテル間競争は一層激しさを増しそうだ。

 ホテルパコ函館は1991年に開業。新館は現在の本館北側にある駐車場の一部などの敷地約1520平方メートルに、本館と連結させる形で建設。新館は地上14階、地下1階建てで、完成後の延べ床面積は現在の2・5倍以上となる約1万3300平方メートルに拡張される。総工費は約34億円。

 客室は現在の157室に新館の2―10階部分の計204室が加わる。新館13階には日帰り入浴も可能な天然温泉の展望大浴場、屋上には露天風呂を設ける。2010年秋にもリニューアルオープンする予定だ。

 地鎮祭には来賓や工事関係者ら約70人が出席し、代表者がくわ入れや玉ぐし奉てんなどの神事に臨んだ。ホテルパコ函館の大橋勉支配人は「新館には温泉やエステ、カイロプラクティックなどのサービスを充実させることで他のホテルとの差別化を図った。地元の方々にも気軽に利用してもらい、函館の玄関口のシンボルタワーとして大門地区の活性化にもつなげたい」と話している。

update 2008/9/4 10:03
提供 - 函館新聞社


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