独立行政法人航海訓練所の「銀河丸」親子見学会
update 2007/8/12 11:25
独立行政法人航海訓練所(横浜)所属の練習船「銀河丸」(八田一郎船長)の親子見学会が11日、函館港中央ふ頭に停泊する同船内で開かれた。函館市内の小学生とその保護者ら約40人が参加し、乗組員の説明を受けながら、普段目にすることのできない機関室や制御室などを見て回った。
2004年6月に就航した同船は、全長116・4メートル、幅18メートル、総トン数6185トンの汽船。7月に神戸を出発し、九州、東京、静岡を経由し、実習生の休養と水・食料の補給のため、9日に函館港に入港した。同船の函館寄港は05年10月以来2回目。
参加者は4つのグループに分かれ、9階構造の広い船内を次々と巡回。操船シミュレーターを使った体験では、児童が実際にかじを握ったほか、実習生が実際に取り組んでいるロープワークやヤシの実を使ってデッキを磨くなどし、つかの間の船員気分を味わった。
見学後、八田船長が「いろいろな夢を持つ中で、船を選ぶ道の1つに加えてほしい」と呼び掛けた。
権代拓士君(函館駒場小4年)は「船が好きなので参加した。船の操縦体験がとても面白かった」と声を弾ませていた。
提供 - 函館新聞社
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