整備着手記念し植樹…文教通
update 2007/8/10 11:14
本年度から一部整備着手が決まった都市計画道路「文教通」(函館市日吉町―戸倉町、2・4キロ)の記念植樹式が9日、同市滝沢町2の滝沢児童公園で行われた。地元13町会と市で組織する文教通周辺地域まちづくり懇談会(会長・小川昭夫日吉第六団地自治会会長)の主催で、小川会長や渡島支庁の畑秀叔支庁長、西尾正範市長ら8人がヤマボウシ4本を植樹し、整備着手を祝った。
事業認可されたのは日吉中央通から榎本町の見晴公園通までの420メートルで、長年の懸案。榎本・滝沢・高丘・上野・見晴町などから道道函館上磯線(産業道路)へ抜けやすくなるほか、湯倉神社下の交差点の渋滞緩和などが期待できる。
地元選出道議や市議、行政と地域住民代表ら約100人が出席。小川会長と西尾市長が「地域の生活環境改善や交通安全に大きな役割を果たし、尽力いただいた皆さまに深く感謝します」と述べた。事業主体は道で、畑支庁長と中田敬人函館土木現業所長も、地元住民らの熱意をたたえ「1日も早い完成を目指したい」と述べた。
文教通の整備は1994年度までに一部区間が完了したまま中断。函館ラ・サール高校グラウンド横までの一部に高架橋を渡す予定だったが、騒音など周辺環境への影響が懸念されることから、2001年に箱型のコンクリート構造物を埋め込んで中を車が往来できる「堀割ボックスカルバート」方式に変更した。本年度は用地測量や地質調査などを行い、10年度の工事着手、13年度の整備完了を目指す。
提供 - 函館新聞社
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