函館どつく・本年度3隻目の進水式
update 2007/8/8 15:36
函館どつく(村井英治社長)が建造したものとしては通算814番目となる新船「CHARLOTTE BULKER(シャルロッタ・バルカー)」(総トン数1万9850トン)の進水式が7日、同社函館造船所(函館市弁天町20)で行われた。
同船は、全長が175・5メートル、幅が29・4メートル、載貨重量が3万1930トン、香港籍の木材兼ばら積貨物船。同社にとっては本年度3隻目で、船倉が箱型のため幅広く、喫水の浅さに特徴がある通称「スーパーハンディ32型」としては19番目。
進水式には、船主である韓国の海運会社や地元の来賓ら約60人が出席。また、進水の瞬間を一目見ようと多くの市民らが見学に訪れた。号令に合わせて船体を止めていた安全装置などが次々とはずされていくと、重量感ある船体がごう音を立てながら洋上に向けて傾斜を下っていき、着水すると勢いよく水しぶきを上げた。
同船は、就航に必要な装備を施す「艤装(ぎそう)工事」や内装工事を済ませた後、9月下旬に船主へ引き渡される。本年度4隻目の進水は、10月4日を予定している。
提供 - 函館新聞社
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