トップ選手が集結…ふるさとダービー開幕

update 2007/8/5 14:10

 函館で3年ぶり5回目の開催となる競輪の「ふるさとダービー」(GII)が4日、函館競輪場(同市金堀町10)で開幕した。S級のトップ選手99人が7日までの4日間、デッドヒートを繰り広げ、覇者を決める。初日は特別選抜3レースと1次予選8レースを行い、約1700人が来場した。

 ふるさとダービーには、6種類あるGII競輪すべてを制したグランドスラマー神山雄一郎選手や元スピードスケート五輪代表の武田豊樹選手、地元勢では函館出身の菊地圭尚選手と俵信之選手、北斗市出身の山田敦也選手が出場。

 この日は、降雨に見舞われ、あいにくのコンディションの中、白熱したレースが展開された。ファンらは車券を片手にレースの行方を見守り、「まくれ」「頑張れ」などと盛んに声援を送っていた。

 同市大川町から家族とともに来た山田敬有子さん(52)は「菊地さんを応援に来ました。生で見るレースは面白い」と満喫していた。

 同競輪場では、先着1000人に夕張メロンが当たる抽選券をプレゼントしたほか、財政再建団体の夕張市を支援するオークションや元競輪選手による予想トークショーなどのイベントも行われた。

提供 - 函館新聞社



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