函館港、空港ともに減少…函館税関管内07年上半期 外国貿易船・機入港

update 2007/8/5 14:10

 函館税関は、2007年上半期における管内(道内と東北3県)の港別外国貿易船・貿易機の入港状況を発表した。船舶は前年同期比9・8%減の3812隻、航空機は同2・6%増の2232機。函館港への入港数は同8・4%減の76隻で20開港中12位、函館空港は同5・9%減の349機で12空港中2位で、ともに数字は落としたものの、順位は前年と変わらなかった。

 外国貿易船の入港隻数の内訳は、道内が同11・9%減の2935隻、東北が同2・9%減の801隻と減少する一方で、不開港が同7・0%増の76隻。このうち、ロシア船籍は、同43・0%減の753隻と激減しており、全体に占める割合も前年同期に比べて6・6ポイント低下している。

 入港機数の内訳は、道内が同3・8%増の1993機、東北が同6・6%減の239機。運航形態別で見ると、旅客定期便や旅客臨時便の「定期便」が同32・5%増の1403機、旅客チャーター便の「チャーター便」が同24・8%減の614機、給油入港や自家用機などの「その他」が同28・3%減の215機だった。

 道内に限ると、定期便が同37・6%増の1225機、チャーター便が同24・3%減の559機、その他が同28・4%減の209機。新千歳空港は全体で同6・7%増の1347機と2位以下を大きく引き離しており、定期便が同29・1%増の1046機だが、チャーター便は同37・2%減の115機、その他は同30・9%減の186機とともに減少している。

 函館空港は、定期便が同52・2%増の102機、その他が同25・0%増の20機と増加。しかし、チャーター便が同21・2%減の227機と減少しており、旭川空港が同42・9%増の70機、帯広空港が同7・6%増の71機などと伸びを見せていることから、発着地転換の影響が出ているとみられる。

提供 - 函館新聞社



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