台風5号 道南に上陸せず
update 2007/8/5 14:08
道南への上陸の恐れがあった台風5号は、4日午後1時に青森県津軽半島に上陸した後、太平洋に抜けた。渡島、桧山管内では心配された強い風雨にならなかった。
同3時までの雨量は、長万部町84ミリ、八雲町42ミリ、奥尻町54ミリ。風は函館で最大瞬間風速14・3メートルを観測するにとどまった。
交通機関では奥尻方面への便が乱れた。東日本海フェリーは、しけのため、同日午後の奥尻と江差、せたなを結ぶそれぞれ1往復2便が欠航。空の便では奥尻空港の視界不良のため、北海道エアシステム(HAC)の函館―奥尻線が全便欠航し、計22人に影響が出た。
JR函館駅前では午前中から昼にかけ、急いで傘を出し、吹きつけてくる雨をしのぎながら歩く観光客らの姿が見られた。親子4人で埼玉から訪れた玉置悠一郎さん(44)は「3日前から天気予報を気にしていたが、大事にならずによかった。今日は食い道楽の観光をします」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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