生育 おおむね順調…管内農作物 雨不足で一部に遅れ
update 2007/8/4 13:15
渡島、桧山両支庁は3日、1日現在の管内の農作物の生育状況調査結果を発表した。生育はおおむね順調だが、期間中の平均気温が平年を下回ったことと雨不足の影響で、生育は依然として早めだが、一部作物では遅れも出始めている。
渡島の水稲は約4割で出穂を迎え、草丈は平年より長い。生育は平年より4日早いが、低温で前回調査時(7月15日)の「7日早い」より縮まった。収穫期に入ったジャガイモは平年より3日、てん菜は1日それぞれ早いが、少雨で葉のしおれや茎、葉の生長抑制が見られる。
リンゴ(つがる)は平年より7日早く、果実体積も大きく順調。牧草は2番草の収穫作業が平年より7日早く進んでいる。一部地域で雨不足の影響はあるが、作業は順調で進ちょく率は約5割に達している。
桧山は、牧草の2番草の生育が平年より3日遅く、草丈も平年を下回った。水稲は平年より2日早いが、7月中旬の低温で生育が緩慢となっている。ジャガイモは、露地が平年より1日早いが、少雨のため一部で茎や葉が枯れており、平年より4日早いマルチも小玉傾向。開花時期を迎えた小豆も低温と少雨でほ場間で生育に差が出ている。
提供 - 函館新聞社
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