アクセサリー作りに夢中/障害持つ女性3人が作品展

update 2007/8/2 14:05

 障害の種別を越えて“心のバリアフリー”を目指す親睦団体(しんぼく)「函館すぷれっと」の会員で、函館市在住の身体障害者3人によるビーズアクセサリー作品展が1日から、函館市末広町4の市地域交流まちづくりセンターで始まった。高校生のときから制作に励む秋本麻帆さん(21)の活動5周年を機に初めて開催し、これまでの足跡を作品で紹介。麻帆さんの活動を知って制作を始めた菊地美樹保さん(17)、外村幸季さん(同)の作品も並んでいる。3日まで。

 秋本さんが制作を始めたのは、6年ほど前に北斗市内のスーパーで開かれていたビーズアクセサリー講座に興味を持ち、参加したのがきっかけ。母親の智子さん(52)が「養護学校を卒業した後、自宅でできる趣味を持たせたい」と、当時その講座で講師を務めていた武田千草さんに自宅での個人指導を依頼した。

 同会会員となった武田さんに現在も週1回ほどのペースで指導を受け、注文を受けるほどの腕前に。フリーマーケットなどで出品するほか、市内の洋品店でも販売している。

 会場には卒業記念に作ったパールのティアラや、繊細な作りのクロスネックレス、得意のブレスウオッチなど30点以上が並ぶ。菊地さんと外村さんも日ごろから武田さんに手ほどきを受けて制作しており、それぞれ20―30点以上出品。色とりどりのビーズを使った指輪やネックレスなどが飾られ、会場を華やかにしている。

 秋本さんは「ほかにもまだたくさんあって作品展の前に売れてしまい残念ですが、いろいろな人に見に来てもらいたい」とPR。2、3日は手編み草履(午前10時、先着10組)とビーズアクセサリー(午後1時、先着6人)の講習会(有料)を実施する。午前10時から午後3時。

提供 - 函館新聞社



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