参院選比例代表/民主、前年上回る得票

update 2007/7/31 12:24

 11日投開票の第21回参院選の比例代表で、道南の主な党の得票数が確定した。全国レベルで躍進した民主党は前回を上回る得票となり、大敗を喫した自民党は一部の町を除いて票が伸び悩んだ。また、比例代表の主な北海道関係候補は、自民現職の橋本聖子氏、共産現職の紙智子氏、公明党の北海道重点候補の渡辺孝男氏が当選したが、社民党新人の山口たか氏は涙をのんだ。

 民主は、大票田の函館で前回より4311票多い5万7064票を数え、自民の3万2264票を2万4800票引き離した。七飯町6253票、八雲町4156票などに達し、9町合計が2万1195票で自民に4900票余りの差をつけ、郡部の保守票を切り崩した。

 自民は逆風の中でも善戦。函館が前回より4385票増え、渡島・桧山全体では渡島管内11市町のうち松前、福島、知内、鹿部の4町で民主を上回った。桧山管内7町合計では9675票で、民主を242票上回った。

 公明も票が伸び悩んだ。函館で1万6703票で前回より1737票落とした。渡島管内合計では2万5599票で前回より5438票下回り、桧山管内全体も前回の4058票より1256票減った。

 民主以外の野党は苦戦した。共産は、函館の1万1790票が前回より992票増、管内全体の1万6271票が同89票増とほぼ横ばい。社民は渡島全体で6807票で、前回より2512票減らした。

提供 - 函館新聞社



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