マリンフェス、巨大コンテナアート完成
update 2007/7/30 12:04
「海の日」制定を記念した「はこだてマリンフェスティバル2007」が28、29両日、函館市若松町のクィーンズポートはこだて周辺で開かれた。29日には、貨物用コンテナに絵を描くイベント「こどもコンテナアーティスト」が開かれ、小学生ら18人が参加。コンテナをテーマに創作活動を行う芸術家、谷川夏樹さん(31)=兵庫県在住=を講師に巨大アートを完成させた。
谷川さんは、「アースコンテナ」をテーマに、地球をモチーフにしたオリジナルキャラクター「コンテナくん」を自身の作品や実際のコンテナに描く活動をしている。この日は、集まった子どもたちを前に「コンテナをおめかししてきれいに塗ってあげましょう」と呼びかけ、早速作業に取りかかった。
使用したのは、高さ2・5メートル、幅2・4メートル、長さ3・7メートルの5トンコンテナ2基。下地の白ペンキ塗りから始め、赤いペンキを上塗り。「コンテナくん」や思い思いのキャラクターを描いた。子どもたちはペンキで手や顔を汚しながらも、笑顔で作業を進めていた。
約4時間ほどで完成したコンテナは「ユメ」と「タロウ」と名付けられた。30日には、港町ふ頭に「函館の港を見守るコンテナくん」として設置される。谷川さんは「子どもたちの思い出に残ればうれしい。これからも親しみを持ってもらえれば」と話していた。
参加した函館中の沢小2年の森山音さん(7)は「目の部分を黒く塗るのが難しかった。楽しかったのでまた参加したい」と目を輝かせていた。
このほか、マリンフェスでは、70組が参加したウオークラリーや、親子写生大会、市内外の洋菓子店が集まるシー・スイーツ・ハコダテなどのイベントが行われ、大勢の市民でにぎわった。
提供 - 函館新聞社
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