道庁前で支庁制度改革に抗議…江差町連絡会議
update 2007/7/28 11:16
【札幌】桧山支庁統廃合に反対する江差町の住民組織「桧山支庁存続と権限機能強化を求める江差町連絡会議」(会長・辻正勝江差建設協会長)は27日、支庁所在地7市町長と高橋はるみ知事が直接会談したのに合わせて、道庁前で抗議行動を行った。
町内の住民団体、産業団体、労働組合など26団体で組織する連絡会議のメンバー約30人とともに、29日投開票の町議選に出馬した8人を含む町議13人が札幌入り。札幌の江差同郷会メンバーや浦河町の住民も応援に駆け付け、抗議団の陣容は総勢約60人に膨らんだ。
辻会長は、道が9月にも支庁制度改革の最終案をまとめる構えを示していることから「今回の運動は最後になるかもしれない大切な戦い。町議の皆さんは選挙を投げ打って参加してくれた。住民の熱意を高橋知事に分かってもらうおう」と呼び掛けた。
道庁前で両町の住民は、横断幕や5枚のムシロ旗を掲げ、支庁廃止反対をアピール。通行中の札幌市民や道職員に支庁存続運動への理解を求めるちらし約5000枚を配布して支援を呼び掛けた。
抗議行動の終了後には直接会談を終えた濱谷一治江差町長ら7市町の首長や道議が激励に訪れ、参加者をねぎらった。
提供 - 函館新聞社
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