道議選桧山支庁区/自民が佐々木俊司氏擁立

update 2007/2/26 14:46

 【江差】4月の道議選桧山支庁区(定数1)の候補者擁立をめぐり、自民党道8区支部桧山支庁区連絡会議(議長・中村勉支部長)は25日、厚沢部町の建設業で新人の佐々木俊司氏(41)に出馬を要請。佐々木氏は要請を受諾して出馬表明した。現職の福原賢孝氏(58)=無所属、民主推薦=の再選を目指す民主党と、議席奪還を狙う自民党が激突する選挙戦の構図が固まり、両氏の一騎打ちによる激戦は必至の情勢だ。

 佐々木氏は「候補がいなければ自分がやろうと思った。若さで桧山を元気にしたい」と語った。中村氏は「人選は難航したが、桧山の将来を託せる地元の候補を探した結果だ。短期決戦で必勝を期す」と述べた。8区支部役員会を経て党道連に公認申請する。

 佐々木氏は厚沢部町出身。江差南高、道測量専門学校卒。佐々木総業社長。桧山青年会議所理事長などを歴任した。

 難航した候補者選考をめぐっては19日、各町の党支部が中村氏に対応を一任。知事選への影響や空白区を認めない党道連の意向から、中村氏と地元支部が時間的制約を前にギリギリの調整を図り、経済界から待望論があり、経営手腕や行動力に定評がある佐々木氏に白羽の矢を立てた。党内では「民間の若手擁立はサプライズ効果が大きい」との声も。

 告示目前の本格的な対立候補擁立に、民主陣営には衝撃も。「知事選と連動した本格選挙として引き締めを図る」(関係者)構え。上ノ国町では2002年の町長選で、工藤昇町長に敗れた福原氏が道議にくら替えして両氏がすみ分け。03年の道議選では、福原氏が自民党候補に圧勝したが「上ノ国は両陣営の天王山。町内を二分するのでは」(関係者)との見方も。佐々木氏の地元・厚沢部町でも町長選の構図に変化を及ぼす可能性もありそうだ。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです