楽しく「お金」学ぶ…日銀・夏休み親子見学会
update 2007/7/27 11:01
小学5、6年生とその保護者を対象にした「夏休み親子見学会」が26日、日本銀行函館支店(函館市東雲町14、服部誠弘支店長)で開かれた。参加者は、貨幣に関する展示コーナーの見学や、さいころを使ったゲームなどを通して、お金の役割や有効な使い方について知識を深めた。
日銀の業務内容やお金について知ってもらおうと、昨冬に続いて2回目の開催。午前と午後に行われ、応募のあった70組から選ばれた40組の親子らが参加した。
金融システムやお札の発行などを解説するビデオを鑑賞した後、同店内に設けられている広報ルームに移動。1億円分の札束(約10キロ)や硬貨(約14―15キロ)に模したものを持ち上げたり、1万円札1万枚分の裁断くずで作った「1億円のイス」の座り心地を確かめた。
また、「親子でお金を考えよう!!」と題したゲームはで、自宅を出発してイベントや食事を楽しんで、帰宅するまでのスケジュールを組み立て、支出する金額を予想した。さいころの出た目によって予期せぬ出来事が起こり、出費額が増減することもあり、参加者は結果に一喜一憂していた。
この日の試験は、ナマコの水温刺激によって卵や精子を放出する性質を利用して、採卵・採精を試みた。水槽の水温を16度から21度にまで上げ、暗室内で状態の変化を待ったが、雄1匹から精子の放出が確認できたのみ。そのほかの個体は反応しなかった。
須貝優璃亜さん(附属小6年)は「使えなくなったお札がリサイクルされているとは知らなかったので、とても勉強になった」と感心した様子だった。
提供 - 函館新聞社
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