函商珠算部/全国大会で全員入賞だ、27日仙台で
update 2007/7/25 13:34
函館商業高校(三浦法久校長、生徒706人)の珠算部(小松智行部長)は27日、仙台市で開かれる「第54回全国高等学校珠算競技大会」(全国商業高等学校協会主催)に出場する。部員全6人が予選となる道大会で優秀な成績を収め、団体や個人の各種目にそれぞれ出場する。大会を前に同部は、最後の追い込み練習に熱心に取り組んでいる。
部員は、6月上旬に帯広市で開かれた第60回北海道高校珠算競技大会兼第54回全国高校珠算競技大会道予選に出場。総合競技の団体では九十沙織さん(2年)、宮谷尚孝君(3年)、小松部長(同)のチームが準優勝に。同個人総合では、九十さんが2位、宮谷さんが3位となった。また種目別競技でも1―3位に入り、全員で全国大会行きを決めた。
同部は毎年全国大会への出場を果たしているが、種目により得意、不得意があり、団体種目で出場するのは4年ぶり。全員が小学生のころから珠算を続けており、毎日欠かさず2時間取り組む部活動での練習の成果が実った。
全国大会への出場が決まり、部員の練習熱はさらに高まっている。3年生は進路のための勉強や面接練習などの合間を縫って励んでいる。小松部長は「団体でも出ることができてうれしい」と喜び、宮谷君は「1枚でも多く賞状を持ち帰りたい」と意欲を見せる。
顧問の鈴木孝幸教諭は「団体での出場は多くあることではないので3人の点数でぜひ入賞を狙ってほしい。全員、函館商業の生徒として誇りを持ってはじいて」と応援している。
提供 - 函館新聞社
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