函館―韓国・中国の定期コンテナ航路の新船「スター・エイペックス」が函館初入港

update 2007/7/24 11:00

 函館と韓国・中国を結ぶ定期コンテナ航路の新船「スター・エイペックス」(9522トン)が23日、函館港の港町ふ頭に初入港した。今後、「スター・ユニックス」(同)との2隻体制で、毎週月曜に寄港する予定。

 運航する南星海運(韓国)が航路を再編したことにより、2005年5月の就航以来使用していた船舶(7406トン)に比べて大型化。1隻当たりの最大取扱貨物量は、710TEU(全長20フィートのコンテナ数に換算した単位)から962TEUとなった。

 新航路では釜山を起点に、国内には新潟、苫小牧、函館、富山新港に寄港。釜山、光陽、大連を経由し、最終地は青島で、トータル12日間の航行となる。

 「スター・ユニックス」は午前8時半ごろ、函館に入港。初便は、輸出が5TEU、輸入が12TEUで、輸出入ともに水産品が中心。

 道南の38港湾団体でつくる「函館港利用促進協議会」(会長・西尾正範函館市長)は、同航路を利用する荷主に対し、1寄港の輸出入で5TEUを超えた場合、1TEU当たり5000円を助成するキャンペーンを実施中で、さらなる貿易の活性化に期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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