路面電車感謝祭にぎわう
update 2007/7/23 10:38
函館市交通局は22日、恒例の「路面電車感謝祭」を駒場車庫構内で開いた。大勢の親子連れで会場はにぎわった。超低床電車らっくる号をはじめ、除雪用のササラ電車など普段間近で見ることのできない車両の公開など、電車に親しむ半日となった。
路面電車の利用促進を図る目的で2001年度から毎年好評を得ているイベント。会場では、職員が自転車をこいで、レールを走る「自電車」や、制服姿で写真を撮り免許証をつくるコーナーが人気を集めていた。
今回、電車の台車部分と車体部分の切り離し作業を初公開。重さ約8トンという車体部分を4基の大型リフトで持ち上げると、電車ファンらは興味深そうにカメラを向けていた。
また、廃車の運転台を利用した運転シミュレーターコーナーでは、子どもたちが、スクリーンに映し出される沿線の映像を見ながら真剣な表情を浮かべて楽しんでいた。
電車が大好きという岡田拓登君(7)、橙弥君(2)兄弟は「らっくる号の運転席に座れて楽しかった」と笑顔。父親の市内鍛治の会社員、誠さん(32)は「家族で楽しめました。もっとこのような機会を増やしてほしいですね」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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