候補相次ぎ函館入り 終盤戦へ舌戦…参院選
update 2007/7/21 10:30
第21回参院選は29日の投票日まで10日を切り、今週末から各候補が函館・道南入りし、遊説活動を展開している。現職2氏を新人が追う展開で、各候補は年金問題や格差是正、景気回復などを掲げ、道南でも支持拡大や票の上積みを狙う。
道選挙区(改選数2)は届け出順に、羽柴秀吉氏(57)=無所属新=、畠山和也氏(35)=共産新=、多原香里氏(34)=無所属新・新党大地、民主、国民新党推薦=、伊達忠一氏(68)=自民現、公明推薦=、千代信人氏(43)=維新政党・新風新宗∪・醂翰沙瓠複毅院法畆厂運・宗⊂・郛〔藥瓠複苅粥法疚閏膰宗瓠・喟郛伺兄瓠複苅掘法疚欺蠡或・修裡舷諭・r
羽柴氏は20日に函館入りした。4月の夕張市長選に続く選挙戦で、「第2、第3の夕張を出さない強い北海道をつくる」と訴える。
畠山氏の道南入りは24日。長万部を皮切りに、八雲、森、北斗で街頭演説を予定。25日午前には党副委員長の石井郁子衆院議員も合流し、函館市内をくまなく遊説する。格差貧困問題などを訴え、「確かな野党」の存在感を示す。
多原氏は23日函館入りし、午後7時から函館国際ホテルで個人演説会を開く。公示日の12日から同市東山に事務所を構え、推薦を受けている新党大地代表の鈴木宗男氏の知名度を生かし、同市内や近隣市町での浸透を図っている。また、民主党の道議や市議らも多原氏を支援し、小川氏との2議席独占を目指す。
伊達氏は23日午後にも道南入りし、25日まで渡島・檜山管内のほぼ1市町1カ所の街頭演説で支持を訴える。函館市内では24日正午ごろから、湯川町の湯の浜ホテル前で街頭演説。自民党の町村信孝衆院議員らが応援演説する。年金問題など“逆風”の中の選挙戦で、公示以降は基礎票を固めようと支持基盤の引き締めに躍起だ。
千代氏は24日に函館入りし、同市内や近隣市町で遊説する。自主憲法の制定や国家意識の構築などを訴え、現体制の批判票獲得を狙う。
浅野氏は20日に函館入り。比例候補の山口たか氏が函館で第一声を上げており、連動した戦いで年金問題や「護憲」を訴えている。
小川氏は、24、25両日に道南入り。24日午後6時半からは函館市本町交差点で街頭演説会を開く予定で、峰崎直樹参院議員が応援に駆け付け、地元支援団体では1000人規模の動員をかける。「票固めは順調」(選対幹部)と手応えをつかんでいる。
提供 - 函館新聞社
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