「テロ対策や円滑な手続きに万全期す」…宇野税関長が着任会見

update 2007/7/21 10:29

 宇野悦次函館税関長の着任会見が20日、函館市海岸町の函館港湾合同庁舎で開かれた。宇野氏は「使命・役割を全うし、皆さまの期待に応えられるような税関行政を目指していきたい」と抱負を語った。

 宇野氏は1950年、愛知県生まれ。名古屋大大学院理学研究科を卒業後、75年に旧大蔵省に入省し、大阪税関関西空港税関支署長や財務省関税局監視課長などを歴任。10日付で第72代函館税関長に就任した。

 取り組むべき重点課題として(1)国民の安全・安心を確保するための水際での取り締まり(2)関税・消費税等の適正・公平な負荷徴収(3)利用者の利便性向上と国際物流の円滑化の確保―を列挙。特に(1)に関しては「函館税関の管轄区域の広さの割に、貿易量こそさほど多くはないが、対岸にロシアや北朝鮮などがあることを考えると、不正薬物などを持ち込ませないことが、重要な分野になってくる」とした。

 また、来年7月7日から開催予定の北海道洞爺湖サミットについても触れ、「外国との出入り口になることから、テロ対策や、適正かつ円滑な税関手続きの確保に万全を期すため、関係機関との連携を図りながら準備を進めていきたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社



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