江差町議選 24日告示
update 2007/7/21 10:29
【江差】任期満了に伴う江差町議選(定数12、29日投開票)は24日の告示を目前に控えて新人1人が出馬を断念したことで、新人4人を含む14人の候補者が12議席を争う選挙戦の構図がほぼ固まった。今回の町議選では現職16人のうち半数の8人が引退するため、各陣営は引退する現職の地盤争奪に向けた動きを活発化させている。
立候補を予定しているのは、現職ではいずれも無所属の飯田隆一、薄木晴午、打越東亜夫、小笠原淳夫、小笠原満、従二谷伸一、村上雅文、室井正行の8氏(50音順、以下同)。
元職は小野寺真(共産党)、田畑豊利(無所属)の両氏。新人は大門和子(同)、萩原徹(同)、横山敬三(同)、若山明廣(公明)の4氏が出馬の意向だ。昨年の町議補選で落選した納谷稔氏(同)も立候補の意向を示していたが健康上の理由から出馬を見送った。
今回の町議選は現職の半数が引退する異例の展開。各地域では引退議員が抱えていた地盤の争奪戦が激化している。また、議員定数が16から12に4減となったことで当選圏が上昇。前回選挙で400票前後の得票があった現職ら上位層は、比較的優勢な選挙戦を展開する一方、当落ラインに近い候補者による議席争いが過熱しそうだ。
また、旧地区労時代から労組系を中心に候補者を立ててきた、連合北海道檜山地域協議会は20日までに独自候補の擁立を断念。昨年の町長選では、無投票再選した濱谷一治町長を支持した経緯から、濱谷氏を支える町政与党会派所属の候補者を重点的に支援する方針。このため檜山支庁など官公庁を中心とする労組票の行方に注目が集まっている。
一方、投開票日が参院選と重複するため、江差町選管は開票所を町保健センターから町文化会館大ホールに移転。町議選の大勢判明は午後11時半前後、結果確定は30日午前零時半ごろ、参院選の結果確定は同1時前後になる見通しという。
提供 - 函館新聞社
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