補助 新たに中の橋線など…渡島支庁生活交通確保対策協
update 2007/7/21 10:28
渡島支庁生活交通確保対策協議会が19日、函館市美原の渡島合同庁舎で開かれた。管内の自治体や運輸関係者約20人が出席。国、道、市町が補助金を支出する赤字バス路線55路線の運行実績や収支改善計画について検討。本年度から2009年度までの生活交通路線維持確保3カ年地域計画を決定した。
対象は、国、道が助成している生活交通路線26路線と、道、市町が補助する準生活交通路線13路線で、準生活路線には新たに中の橋線(東山見晴台団地―市役所前)、昭和船見線(昭和営業所―船見町)、市町単独補助路線で旭岡団地線、鹿部海岸線が加わった。
協議会では、事業者の函館バスの担当者が、対象路線の前年度実績などを基に、運行ルートやバス停位置、ルートや沿線住民への理解など8項目について診断した個別のアセスメント結果を報告、承認した。
また、高額補助金交付路線である、生活交通路線の木古内松前線、瀬棚線と、準生活交通路線の鉄山蛾眉野線、八雲熊石線の収支改善策を説明。競合路線の減便や、地元町会との話し合いで運行見直しやニーズ確保を図ったことを挙げ、生活路線としての維持と引き続き燃料経費の削減やダイヤ調整などで経営効率化を進めるとした。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。