一部に雨不足の状況 渡島の水稲は7日早く…道南の生育状況
update 2007/7/20 11:11
渡島、桧山両支庁は19日、15日現在の管内の主要農作物の生育状況を発表した。渡島、桧山ともに気温は平年より高く、生育は平年より早まっているが、渡島のジャガイモ、てん菜など、一部の作物に雨不足の影響が出ている。
渡島は、水稲(きらら397)が平年より7日早く、葉・茎数とも平年より多い。出穂からおおむね10日前の冷害危険期間に当たり、渡島支庁は水田の深水管理などの対策を促している。
ジャガイモは、平年より3日早いが、一部の地域では雨不足で茎や葉のしおれが見られる。てん菜も平年より2日早く、収穫する根の部分の周囲は平年並みだが、少雨の影響で茎や葉の成長に抑制が生じている。
牧草は2番草の成長が平年比3日、サイレージ用トウモロコシは同8日それぞれ早い。リンゴは平年より4日早まっており、果実肥大も順調という。
桧山は調査8作物とも、平年より1日から7日早い。水稲は好天で平年より4日早く、草丈も長い。牧草は平年並みだが、雨が少ないため草丈の伸びが緩慢になっているという。
提供 - 函館新聞社
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