函館でもレジ袋減らし隊…環境部職員ら本町などでチラシ
update 2007/7/19 13:59
半年間でレジ袋3000万枚を減らす運動を全国各地で展開する「レジ袋減らし隊実行委員会」(本部・東京)の啓発運動が18日、函館市内でも始まった。函館市生活学校連絡協議会(佐々木文子会長)の会員や市環境部の職員ら20人が本町や若松町のデパート前でちらしを配るなどして市民に協力を求めた。
同実行委員会は全国生活学校連絡協議会や財団法人、あしたの日本を創る協会など4団体で構成。小売店など事業者のレジ袋使用削減が義務付けられた改正容器包装リサイクル法が4月に施行されたのを機に、レジ袋の削減運動を企画。内閣府や経済産業省、環境省の後援を受け、12月31日まで行う。
この日の活動では、スタンプカードを印刷したちらし1000枚を用意。会員らは通行人や買い物客らにちらしを配り、運動の参加を呼びかけた。全国協議会の副会長を務める佐々木会長は「スーパーなどでも値引きやポイント加算などのサービス提供でレジ袋削減の取り組みを進めているが、市民が自発的に袋を断れるよう普及をしていきたい」と話した。
レジ袋削減運動は、削減数を集計するために専用のスタンプカードを賛同者に配布。賛同者は、スタンプカードを持参して買い物に行き、レジ袋を断った際に店員からはんこやサインをもらい、30個たまった時点で事務局へ送る。実行委員会で全国各地から寄せられたスタンプカードを集計、削減数の合計3000万枚以上を目指す。
なお、同協議会はイトーヨーカドー函館店(美原1)、長崎屋函館店、函館市役所(東雲町4)、日乃出清掃工場(日乃出町26)、市総合福祉センター(若松33)市内5カ所にちらしを置くほか、押印済みのスタンプカードの回収箱を設置。「切手代をかけずに直接事務局に届けられます」と佐々木会長。運動に関する問い合わせはあしたの日本を創る協会TEL03・3501・8001、佐々木会長TEL0138・23・1486。
提供 - 函館新聞社
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