小型ラジコンヘリ「ハニービー」人気

update 2007/2/25 14:15

 屋内で楽しむ小型ラジコンヘリコプター「ハニービー」が、全国の子どもから大人まで幅広い層で人気を呼んでいる。函館市内・近郊でも、大型スーパーや専門店などで入荷するたびに飛ぶように売れ、品薄状態が続いている。

 ハニービーは、おもちゃと家電の「シー・シー・ピー」(埼玉県川口市)製。全長約15センチ、重さ10グラムで、大人の手の平にも乗るコンパクトさ。充電式電池を内蔵し、約30分の充電で飛行時間は約5分、飛行距離範囲は約5メートル。発泡スチロールなどで作られており、丈夫な機体。赤外線コントローラーで左右に旋回できる。希望小売価格5229円。

 北斗市七重浜4のダイエー上磯店では、文具・玩具売り場で1月から陳列。売り場担当者によると、客は手に取り「こんな小さなヘリコプターがあるんだ」などと感心しながら買い求めるという。

 函館市若松町の棒二森屋6階のおもちゃ売り場では、人気で品切れ状態。昨秋から売り出し、月に10―20台が売れるという。6階フロアの三ツ石誠課長は「大人向きでもあり、親が買った後に子どもの分を買うこともあるようだ」という。

 同市石川町52のトイザらス函館店(蓮本健吾店長)では、昨年7月の入荷以来、好調な売れ行きが続く。同商品を含むラジコン類部門の売り上げは、例年の1・7倍ほどという。蓮本店長は「特に男性に人気。クリスマス、正月時期にあったピークは越しましたが、まだまだ根強い人気がある」と話す。

 同店などによると、人気の秘密は「小さい、簡単、壊れにくい」が挙げられるという。また、「ラジコンヘリは高価」という既存イメージを覆す手ごろな価格も大きな要因の一つ。同店では3999円で販売中。

 屋内で飛ぶ姿は、操作する側、見る側ともに楽しめる。1人でも、家族や友人たちと一緒でも盛り上がることができ、幼児から成人まで幅広い年齢層に受け入れられているようだ。

 蓮本店長は「北海道では冬場、外で遊ぶ機会が減って屋内で過ごすことが多いので、居間で遊べるような商品は時に魅力があるのでは」と話している。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです