盆の入り、消防碑前で慰霊祭も
update 2007/7/14 14:10
13日は「盆の入り」。函館市の墓地などでは、先祖の墓参りや、慰霊祭に参列する人が大勢集まった。読経の声や鐘の音が響く中、静かに手を合わせ、故人のめい福を祈った。
同市住吉町の市営共同墓地にある消防碑前では、消防慰霊祭が行われた。消防関係者や遺族らが静かに手を合わせた。
消防碑は1938年に建立。職務中に命を落とした殉職者11人と、歴代消防長ら功労者31人が分骨してまつられている。
この日は、遺族のほか、消防団長、消防職員幹部ら約30人が、雨よけのためビニールの屋根で覆われた碑を前に並んだ。冷たい風に線香の香りがあおられる中、東海山地蔵堂(住吉町)の僧侶が読経し、参列者は一人ずつ碑と納骨堂の前で合掌し、霊を慰めた。
参列した市内の男性は「分骨されているので毎年欠かさず訪れている。天気が悪いためか、いつもより参列者は少なかった気がする」と話していた。
函館では、新暦の7月にお盆(新盆)を迎えるところが多い。
提供 - 函館新聞社
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