舞台セミナー卒業公演「銀河鉄道の夜」熱演
update 2007/2/25 14:15
演劇への知識を深める函館舞台塾2006演劇教室「第8回舞台セミナー卒業公演」(函館市文化・スポーツ振興財団主催)が24日夜、函館市芸術ホールで開幕した。25日までの2日間の日程。受講生は、1年間に及ぶ練習の成果を存分に発揮し、幻想的な舞台づくりと出演者の熱意あふれる演技に、来場者から温かい拍手が送られた。
昨年5月に開講した06年度のセミナーは、高校生から60歳代までの14人が受講。演技を学ぶキャストコースと舞台装置や音響・照明を学ぶスタッフコースに分かれ、市内の演劇やダンスの主宰者らの指導を受けながらけいこを積んだり、大道具を製作したりしてきた。
卒業公演は、宮沢賢治の童話を基にした「想稿 銀河鉄道の夜」(作・北村想)。北十字星から南十字星に至る夢の旅物語。幻想的な世界の下、主人公ジョバンニと親友カムパネルラがさまざまな登場人物と出会い、別れていく。
すべてが手づくりの舞台で、何があっても生きていく姿を熱っぽく表現。1人で何役もこなす忙しい出演者もいる中、みな登場人物の持ち味を出し切った。卒業公演にふさわしい演技となり、観客からは盛んに拍手が送られた。
25日は午後5時から。入場料500円。問い合わせは同ホールTEL0138・55・3521。
提供 - 函館新聞社
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