大正時代の電話機など8点INオークション…渡島支庁
update 2007/7/13 12:42
渡島支庁は道税の滞納者から差し押さえた、絵画や大正時代の電話機など8点を、ヤフーのインターネット(IN)オークションで公売する。道本庁では2005年度から差し押さえ品をネット上で公売しているが、同支庁では初めて。18、19両日に渡島合同庁舎(函館市美原4)で現物を紹介する下見会を開く。IN公売は全国の人が閲覧でき、「マニア向け」の品には思わぬ高額落札もあり、同支庁納税課では税収増に期待している。
動産は買い受け人が少なく換価が難しいため、給与や預貯金を差し押さえてきた。INオークションの普及で落札や価格の上昇が期待でき、実施を決めた。5月に管内の納税者から差し押さえた、日本画や米国製タイプライターなどを見積価格(最低価格)1000円から8000円で出品する。
中には江戸時代末期という三代豊國の錦絵(見積価格5000円)や、1955年製のレコードプレーヤー(同8000円)、大正時代製の電話機(同3000円)も。「アンティークファンには垂ぜんの的では」(同課)。
参加申し込みは26日午後5時まで受け付け、入札期間は31日午後1時から8月2日午後零時半まで。1人で何度も入札できる競り売り方式で、落札者は同支庁が連絡、8月9日までに代金を納付し、品物を引き受ける。送料や手数料は購入者が負担する。
下見会ではすべての品を展示し、問い合わせに応じる。時間は午前10時から午後4時まで。詳細はhttp://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm.zim/internetkoubai/index
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。