道選挙区 8氏立候補…参院選公示 道内は激戦
update 2007/7/13 12:41
【札幌】第21回参議院通常選挙が12日公示され、道選挙区(改選数2)には、羽柴秀吉氏(57)=無所属新=、畠山和也氏(35)=共産新=、多原香里氏(34)=無所属新、新党大地、民主、国民新党推薦=、伊達忠一氏(68)=自民現、公明推薦=、千代信人氏(43)=維新政党・新風新=、浅野隆雄氏(51)=社民新=、小川勝也氏(44)=民主現=、荒川昌之氏(47)=無所属新=(届け出順)の8人が立候補した。各候補は札幌市内で第一声を上げ、年金問題などを訴え、29日の投開票日に向けて17日間の舌戦をスタートさせた。(15面に関連記事)
道選管の受け付けは、午前8時半から道庁内で始まり、午後5時に締め切った。
畠山氏の陣営は、道庁北門近くで同9時から第一声に入り、平和憲法の維持などをアピールし、北大名誉教授らが支援を訴えた。
多原氏の陣営は同9時から大通西4で、国会の強行採決など与党の対応などを批判。新党大地の鈴木宗男代表、歌手の松山千春さんらが熱弁を振るった。
伊達氏は同9時すぎから大通西3で第一声。北海道新幹線の着工など現職としての実績を強調。自民党の比例代表候補の橋本聖子氏らがマイクを握り応援した。
浅野氏は、社民党道連の事務所前(北8西4)で同9時から第一声を上げ、2大政党制や国会の強行採決などを批判し、比例代表候補の山口たか氏らが応援演説。
小川氏は同8時40分から中央区の北4西4で行った。政権交代の必要を訴え、民主党北海道の鉢呂吉雄代表らが応援演説した。
羽柴氏は、札幌パルコ前(南1西3)で同9時すぎから、千代氏は同10時10分から大通西4で第一声を行った。
今選挙では、記録漏れなど年金問題を最大の争点としている。第一声では、逆風の伊達氏は、あえて触れず、低迷する北海道経済の振興や安定政権をアピール。
他候補は、政府の年金への対応のまずさを相次いで批判。「政府の失政は糾弾されるべきだ」(小川氏)、「厚生大臣と国の責任をはっきりさせるべきだ」(畠山氏)、「年金の信頼性が失われた」(浅野氏)などと訴えた。
提供 - 函館新聞社
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