函館大学が森高校と高大連携へ

update 2007/7/10 10:18

 函館大学(小笠原愈長)と森高校(渡辺政美校長、生徒401人)が、高大連携協定を結ぶ。同大にとっては6校目で、総合学科は初。26日に渡島教育局で調印式を予定しており、その後組織する高大連携推進協議会を年間数回開き、連携内容を調整しながら進める。

 同大は入学生がいる近隣高校を中心に連携を呼び掛けており、2004年の函館西高校を皮切りに、函館商業、知内、八雲、青森県立青森商業と連携高校を拡大してきた。森高からは例年、最大5人程度の入学生がある。

 森高の学科は、普通科に比べて専門的な選択科目を選べる総合学科。文理総合や食文化、情報ビジネス、地域国際、生活福祉の5系列に分かれた科目を選択できる。

 森高は「出前授業や特別講義などで、より専門的な知識がもたらされる」と、生徒の学習機会増加に期待。「(推進協で)定期的に対話し、より良い方法を探したい」と連携のあり方を積極的に向上させる考えだ。

 大学側は、学校への理解を深めてもらうと同時に、新入生を対象に学習の基礎を伝える初年次時教育への応用を目指す。小笠原学長は「高校生の実態を把握することは、初年次教育の計画を立てる上でメリットは大きい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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