「もう一度行きたい」「満足した・良かった」7年連続で函館1位…じゃらん06年の道内人気観光地調査

update 2007/7/9 09:32

 リクルート北海道じゃらんがまとめた2006年の道内人気観光地調査で、「もう一度行きたい」「満足した・良かった」の両項目で函館市が7年連続で1位に輝いた。一方、05年まで5、6位で推移していた「過去1年間に行った道内旅行先」では8位となり、少し順位を下げた。

 調査は06年9月20日から10月19日にかけて、主に道内の読者を対象に行い、949人から回答を得た。回答者は女性70・4%、男性29・6%で、居住地は札幌圏53・9%、日高・胆振圏14・3%、旭川圏10・4%など。全体では40―49歳が最も多い23・3%を占め、31・4%が会社員だった。

 調査結果によると、これまでに行って「満足した」「良かった」道内旅行先は、「函館」が68・8%と高水準で7年連続で1位となった。2位は「富良野」で60・0%、「湯の川温泉」は59・9%で惜しくも3位だったが、05年の5位から順位を上げた。

 もう一度行きたい旅行先は「函館」が63・0%を占めて7年連続で1位となり、「湯の川温泉」が56・7%で2位に続き、道南地区が上位を独占。3位は「礼文島」で48・9%だった。

 また過去1年間に行った道内旅行(複数回答)では、「札幌」が40・6%で3年連続の1位、旭山動物園などがある「旭川」が33・6%で2位となり、「富良野」「小樽」が続く。

 「函館」は21・5%で8位に後退。05年4月に大型複合商業施設「千歳アウトレットモール・レラ」が開業した「千歳・支笏湖」は大きく順位を上げている。

 目的別でみると、函館は「名所・旧跡の観光」で1位、「地域商品や特産品などおいしいものを食べる」で2位だった。

 同社は「函館の観光客は近年減少しているが、函館クリスマスファンタジーの浸透や新五稜郭タワーのオープン、湯の川エリアの『オンパク』開催など活性化策も講じられ、再浮上の下地は十分」とみている。

提供 - 函館新聞社



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