大韓航空6月の函館―ソウル間、搭乗率72・9%で過去最高

update 2007/7/3 10:37

 大韓航空が函館―ソウル間で運航する定期便の6月の平均搭乗率が、前月比19・7大韓航空6月の函館―ソウル間、搭乗率72・9%で過去最高増の72・9%と、昨年6月の就航以来、過去最高を記録した。同社が掲げる目標の70%を初めて達成したが、函館発の日本人利用客数は低迷。函館市も国際線利用に関するパンフレットを作製し、同社とのタイアップに力を注いでおり、地元住民への周知に努めている。

 同社函館支店(大森洋治支店長)がまとめた搭乗実績によると、搭乗者数は同17・5%増の3273人。出発地別でみると、ソウル発は同24・8%増の1603人と過去最多で、搭乗率は同22・4大韓航空6月の函館―ソウル間、搭乗率72・9%で過去最高増の71・4%と、昨年6月の73・5%に次ぐ高水準だった。

 一方、函館発は同11・2%増の1670人、搭乗率は同17・0大韓航空6月の函館―ソウル間、搭乗率72・9%で過去最高増の74・4%と、ともに過去最高。搭乗者の内訳(3歳未満を含む)では、外国人が同17・1%増の1540人に対し、日本人は同26・6%減の138人と、就航以来最も少なかった。

 大森支店長は「早期安定化を目指して、ソウルでの販促活動や旅行会社の商品造成が、インバウンド(入国)に関しては奏功した」と説明。日本人利用者が伸び悩んでいる点については「1年を通して、時期的に厳しい月ではあるが、地道に周知活動をやっていくしか手だてがないのでは」と話す。

 市は、同区間の就航1周年に合わせ、A5判、フルカラー16nのパンフレット1万5000部を発行。ソウルだけでなく、ロシア・ユジノサハリンスクの観光情報をはじめ、パスポートの申請方法やCIQ(税関、出入国管理、検疫業務を担当する事務所)の仕組みなどを紹介している。

 市役所や町役場、渡島、檜山両支庁のパスポート申請窓口、公共施設などで無料配布。市空港課は「函館空港の国内線は利用したことがあっても、国際線の利用はおろか、存在を知らない市民も多いはず」と、効果に期待を寄せている。

 パンフレットに関する問い合わせは同課TEL0138・21・3439。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです