政治姿勢や公約問う…函館市議会代表・個人質問
update 2007/6/30 12:13
函館市の第2回定例市議会で、7月3日から始まる代表質問・個人質問の要旨がまとまった。代表質問では全5会派が、西尾正範市長の政治姿勢や公約実現に向けた考えをただす。個人質問でも政治姿勢に加え、助役辞任の理由や市長選での対立候補(前市長)らに対する発言について問う議員がいる。議会各会派は西尾市長の「出方」をうかがう構えで、市長がどのような軸足で答弁するか、注目される。
代表質問は3日午前10時10分から石井満氏(民主・市民ネット)、午後1時から吉田崇仁氏(新生クラブ)、同2時50分から北原善通氏(市民クラブ)、4日午前10時から瀬尾保雄氏(公明党)、同11時40分と休憩を挟み午後1時から高橋佳大氏(共産党)が登壇する。
石井氏と吉田氏、瀬尾氏は、市政運営の基本姿勢や4年間の目標について質問する。市長はマニフェスト(選挙公約)に、4年間で出生者や就業機会、正規雇用者、市民所得の10%増を掲げて当選した。行政の力だけでの達成は難しい目標で、実現に向けた市長の考えや具体的な方策を問う。
瀬尾氏はこのほか、民間からの副市長の登用や校長の「知恵の予算」、函館市の活性化策、医療費助成の拡大、保育料の大幅軽減など、公約全般についてただす。
北原氏は、乳幼児医療費助成拡大のほか、市民と行政の協働のまちづくりなど、高橋氏は、構造改革や憲法9条と平和などに対する市長の政治認識についての発言を通告した。
市長選関連の内容は、個人質問で取り上げられる。4日午後3時10分から福島恭二氏(民主・市民ネット)が、助役辞任の理由や雑誌社からの非難の要因などを問う。6日午後3時からは黒島宇吉郎氏(新生クラブ)が、市長選時の西尾氏の発言や一連の福祉施設建設問題について、考えをただす。
提供 - 函館新聞社
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