ブロッコリーの収穫スタート
update 2007/6/30 12:12
【乙部】乙部町では例年より10日ほど早くブロッコリーの収穫がスタートした。30日には首都圏への出荷作業も始まる。東京などで高い評価を受けている乙部産ブロッコリーは本年度、札幌圏での販売も本格化する予定という。
町契約野菜生産出荷組合(林義秀組合長)によるブロッコリー栽培は3年目。ことしは初年度の2倍に当たる約24fの作付けを予定。8000万円余りの売り上げを見込んでいる。姫川の集出荷施設は栽培面積の拡大に伴い、製氷器を増設するなど設備の充実も図った。
春先から温暖な天候に恵まれ生育は順調で、収穫は28日から行われている。農家の人たちは早朝から手作業で収穫し、施設に運び込む。パートの女性が茎を切りそろえて発泡スチロールの容器で氷詰めにする。保冷トラックで東京に運んだブロッコリーは、同組合と栽培契約を結んでいる大手農産物卸売商社・ベジテック(東京)を通じ、首都圏のスーパーで店頭に並ぶ。
また、同社を通じて昨年度は試験的に行われた札幌圏への出荷も本格化する予定で、同組合は「距離が短い分だけ鮮度の高いブロッコリーを出荷できる」と意気込んでいる。
提供 - 函館新聞社
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