函館高専生徒がはしかの疑い、4日間の学校閉鎖
update 2007/6/28 12:58
函館高専(函館市戸倉町、長谷川惇校長、生徒1045人)は27日、生徒1人がはしか(麻しん)に感染した疑いがあることから、感染拡大を防ぐため28日から7月1日までの4日間、学校を閉鎖することを決めた。今春からのはしか流行で、函館市内の学校が閉鎖されるのは初めて。
疑いのある生徒の感染源は不明。この生徒は、12日から発熱を訴えて学校を休んでいたが27日は登校。発疹(ほっしん)を発見したため昼休みに同校の保健室を訪れ、看護師の指示で病院を受診した。抗体検査の結果は出ていないが、医師の診断でははしかの疑いが強いという。
診断を受け、同日午後5時すぎに校内放送と連絡網で全生徒・教職員に学校閉鎖を伝えた。4日間は学生と教職員の活動を中止し、一部を除き校内への出入りも禁止する。また「この間、ほかの生徒にはしかの症状が現れた時には閉鎖期間の延長もあり得る」(同校)という。
同校は全国的なはしか流行を受け、生徒の罹患(りかん)歴やワクチン接種の有無を6月中旬から調査し、まとめる作業中だった。
提供 - 函館新聞社
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