音更町のガラス作家・勝野さん「吹き硝子展」

update 2007/6/27 12:47

 十勝管内音更町在住のガラス作家、勝野好則さん(43)の個展「吹き硝子(ガラス)展」が26日、函館市本町31のギャラリー文林館で始まった。吹きガラスならではぬくもりが伝わる器など100点が並んでいる。7月1日まで。

 勝野さんは大自然を表現した北海道らしいガラス器を創造し、オーダーメードは飲食店などで使用されている。

 函館での個展は2年ぶり2回目で、吹きガラスを中心に空き瓶を再生したガラスなども展示。

 上川管内東川町の喫茶店のために制作した「ひがしかわ」は、透明地に雪や雲を表す白、実りの秋を示す赤、稲穂の緑などを配色した柔らかい印象のシリーズ。ほかにも気泡で星を表し、夜空をイメージした器など、心癒やされる作品が訪れた人の目を楽しませている。

 勝野さんは「新たな創造につながるよう函館の方から多くの感想を聞かせてもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時から午後6時(最終日は同4時)まで。

提供 - 函館新聞社



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