姉妹都市提携4都市、交流節目の年で記念式典準備
update 2007/6/24 14:35
函館市はことし、姉妹都市提携している3カ国4都市と締結25周年や15周年の節目を迎えた。25周年となるカナダ・ハリファクス市には、ピーター・ケリー市長の訪問を要請しており、ケリー市長も前向きの意向を示している。ロシアとオーストラリアの3都市とも相互訪問や記念式典などを予定している。
このほど発表された市の本年度補正予算案に、一連の経費805万円が盛り込まれた。ロシアのウラジオストク市と15周年、ユジノサハリンスク市と10周年、オーストラリアのレイク・マコーリー市と15周年を迎え、ハリファクス市と合わせ、函館の交流団体や関係者とともに記念事業を計画している。
市国際課によると、ハリファクス市のケリー市長は秋ごろの招待を考えている。はこだてクリスマスファンタジーで同市から毎年、モミの木の寄贈を受けているため、できれば12月に来函してもらいたい考えだったが、多忙であることから秋を軸に調整している。
ケリー市長は提携25周年の節目の初訪問に意欲を見せているといい、函館ハリファックス協会(山崎文雄会長)とも連携する。
ウラジオストク市とは2005年7月、ウラジオ建都145周年に合わせ函館から113人の訪問団を派遣したため、今回は同市からの訪問団を要請している。実現できれば年内を予定し、函館でレセプションなどを開き、市民と交流を図る。
ユジノサハリンスク市は、9月に同市創建125周年記念式典があり、これに合わせて函館市に訪問要請が来ている。函館日ロ親善協会(倉崎六利会長)などの交流団体とともに、式典出席に向けて準備を進めている。
レイク・マコーリー市には、秋に予定している中学生海外派遣に合わせ、函館オーストラリア協会(野沢義会長)やスポーツ関係団体、社会奉仕団体などと合同訪問団を結成する予定。現地でのレセプションのほか、学校訪問やスポーツ交流などで友好を深める。
同課は「各姉妹都市とのきずなを深めるとともに、今後は市民が主体となって文化、スポーツ、青少年交流などが続くことを願い、民間交流がさらに進むよう支援していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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