噴火湾パノラマパーク、初年度入場者は目標の倍

update 2007/6/23 10:45

 【八雲】道立噴火湾パノラマパーク(八雲町浜松368)が24日で一部オープン1周年を迎える。入場者数は5月末現在30万4493人に達し、目標の13万8000人の2倍以上となった。珍しい遊具や充実したキャンプ設備などの目新しさが受け、函館など地元道南から大勢が訪れたことなどが好調の要因とみられる。道などは24日に1周年記念イベントを開くほか、体験型メニューやイベントを増やすなどし、一層の入場者増を図る。

 パノラマパークは道南最大規模の公園として、道が2003年度から09年度までの計画で整備。総面積は63・7ヘクタールで、オートキャンプ場、45ホールを備えたパークゴルフ場、展望カフェなどを備える。道縦貫自動車道の八雲パーキングエリア(PA)との接続も計画されている。

 函館土木現業所管理課によると、これまでの入場者数は、オープン2日目に1日として最多の5206人に上ったのをはじめ、週末を中心に約1000人から4000人が訪れた。月別では8月が5万4897人と最も多く、次いで7月の4万9639人などと、夏休み時期を中心に伸びた。

 一部来場者へのアンケートでは、函館など道南から訪れている人の割合が高いことが判明。巨大なボールの上に乗る「ボールネット」など北海道初の遊具を目当てにした地元の家族連れからの人気が、全体の入場者増につながったようだ。

 24日からは1・7ヘクタール、4万5000株を植栽した花畑など、約5・5ヘクタールが供用開始となる。2年目は目新しさが薄れることから、同パークはキャンプ客を対象にした星座観察やアウトドアクッキングなどの体験型メニューを用意し、PRしていく考え。

 24日のイベントは道、指定管理者の八雲町などが主催。同パーク内を巡るスタンプラリーやそば打ち体験、「ドラえもん」との写真撮影会などを予定している。時間は午前10時から午後3時まで。問い合わせは同町公園緑地推進室TEL0137・65・6030。

提供 - 函館新聞社



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