函館は今月も高温続く
update 2007/6/22 10:20
日本気象協会北海道支社(札幌)は21日までに、6月1日から同20日までの道内の気象状況をまとめた。6月の道内は気温の高い状態が続き、函館のこの間の平均気温は17・5度。これまで6月一カ月間の平均気温で最も高かったのは1991年の17・9度で、同支社はこれに近づく可能性があるとみている。
6月の高温の原因について同支社は、北海道の北を通過する低気圧に向かい、南から暖かい空気が入ったことを挙げる。天気にも恵まれ、日照時間は20日現在188時間で、6月一カ月の平均168・4時間をすでに上回っている。
最高気温も高めに推移している。13日には6月として4番目に高い27・6度を観測。14日は27・0度、16日は26・9度と高い気温の日が続いた。例年この季節は雲が多く、湿度は高いが、17、18日は最少湿度がこれまでで5番目に低い24・0%にまで下がるなど、からっとした天気が続いている。
降水量は、6日と20日にまとまった雨があり、20日までで72ミリを観測。6月1カ月の平均は82・2ミリでほぼ平年並み。道内では留萌管内羽幌町焼尻で1ミリしか観測していないなど、少雨の所が目立っている。
同支社は、函館の向こう一週間の天気は晴れる日が多く、最高気温は平年並みか高くなると予想している。
提供 - 函館新聞社
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