売上高215億3900万円…函館どつく 3月期決算

update 2007/6/21 10:09

 函館どつく(函館市弁天町20、村井英治社長)は20日、2007年3月期決算を発表した。売上高は前期比3・3%減の215億3900万円、経常損益は3億6800万円の赤字となった。

 当期(最終)純損失は、同12億4800万円減の4億7800万円の赤字。03年の受注額に対して、機械や鋼材などが高騰したことで収入減につながったのが主因としている。当期未処理損失は4億7800万円となり、累積で9億300万円に膨らんだ。

 部門別の売上高を見ると、新造船が従来の3万2000トンのほか、4万8000トンの受注が1隻あったことから、同7・6%増の133億2800万円と、2期連続の増加。一方、修繕船は同17・0%減の60億2400万円、橋りょう陸機は公共事業の受注環境が厳しくなったことにより、同17・3%減の21億8500万円に落ち込んだ。

 役員改選では、新造船営業部長・企画部長だった吉川廣治氏が、取締役に就任した。

 同社は、5カ年間の再建計画を03年4月にスタート。06年度まで6隻だった建造体制が、07年度には7隻に増強されることから、次期は売上高245億2100万円、経常損益は1億8200万円の赤字を見込んでいる。

提供 - 函館新聞社



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